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- 楽天モバイルを家の固定回線として使いたい!
- 楽天モバイルのSIMカードってホームルータL01で認識する?
こんにちは、わいつー(@yyblog_asuyaru)です。
「Speed Wi-Fi HOME L01」(以下、L01)はUQ WiMAXで提供されているホームルータです。
このL01、実はSIMフリーのホームルータなので、UQ WiMAX以外のSIMカードを挿すこともできます。
この記事では
- L01で楽天モバイルは使えるのか?
- L01で楽天モバイルのSIMカードを認識させる方法
- L01で楽天モバイルのSIMカードを使うことが適した人は?
を解説します。
楽天モバイルの概要もあわせて解説しますので参考にしてください。

実際に、L01に楽天モバイルのSIMカードを認識させてみました!
実際にやってみたからこその具体的な情報をお伝えします。
「早く結論が知りたい!」という方のために、この記事の結論を先に書いておきます。
L01で楽天モバイルは使えるのか?
- L01で楽天モバイルのSIMカードは認識可能
- ただし楽天回線は通信不可 → 理由はL01がBand3に非対応のため
- au回線であれば通信可能 → ただし通信量が5GB/月を超えると、速度が1Mbpsに制限される
L01で楽天モバイルのSIMカードを認識させる方法
- L01に楽天モバイルのSIMカードを挿す
- 楽天モバイル用のプロファイルを作成&適用
- 通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」に変更
L01で楽天モバイルのSIMカードを使うことが適した人
- YouTubeは高画質へのこだわりがない
- 動画投稿はしない
- インターネットはビジネス利用ではない
- ネットゲームはしない

楽天モバイルの概要
楽天モバイル
は、楽天モバイル株式会社が提供する移動体通信事業のサービスブランドです。
楽天モバイルの特徴は以下のとおりです。
4/7(水)23:59までに申し込めば、毎月の利用料金が1年間無料- 終了しました。
- 料金体系は以下のとおり
- 1GB/月まで:0円/月
- 3GB/月まで:980円/月(税込み1078円/月)
- 20GB/月まで:1980円/月(税込み2178円/月)
- 20GB/月以降:2980円/月(税込み3278円/月)
- 利用する回線は2つ
- 基本的には「楽天回線」を利用
- 楽天回線が入らない場合は「au回線」を利用
- 楽天回線エリアはdocomoやauに比べると狭いが、現在拡大中
- 新しいキャリアのため、docomoやauに比べると、まだまだ提供エリアが狭いです。
- 通信制限は回線ごとに異なる
- 楽天回線の場合は通信量に応じた通信制限なし
- au回線の場合は通信量が5GB/月を超えると、速度が1Mbpsに制限される
L01で楽天モバイルは使えるのか?
L01に楽天モバイルのSIMカードを挿した場合、楽天回線は利用できません。
ただしパートナー回線であるau回線では利用できます。
L01で楽天回線が利用できない理由は、「楽天回線はBand3という周波数帯を利用していますが、L01がBand3に対応していないから」です。
- Bandとは?
- Bandは周波数帯のことです。
- スマートフォンやタブレット等は電波を利用して通信を行っています。
- 電波には「周波数帯(Band)」という周波数の幅があり、Bandが広いと通信できるデータ量が多く、速度が速くなります。
- Bandは何個かにわかれており、各キャリアで利用できるBandが異なります。
Bandの種類 | 周波数帯 | NTTドコモ | KDDI(au) | ソフトバンク | 楽天モバイル |
Band1 | 2.0GHz帯 | ○ | ○ | ○ | |
Band3 | 1.7GHz帯 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Band11 | 900MHz帯 | ○ | |||
Band21 | 1.5GHz帯 | ○ | ○ | ||
Band18/26 | 1.5GHz帯 | ○ | |||
Band19/26 | 800MHz帯 | ○ | |||
Band28 | 800MHz帯 | ○ | |||
Band42 | 700MHz帯 | ○ | ○ | ○ |
L01が対応しているBandは上表のうち「Band1」「Band18/26」「Band42」です。
L01の対応Bandは正式な公表をされていません。インターネット情報や技術情報からの推測となります。
このように、楽天モバイルではBand3を利用しますが、L01がBand3に対応していないため楽天回線を利用できません。
またau回線についてはL01が対応しているBandをすべて利用可能のためつながる、というわけです。
L01で楽天モバイルのSIMカードを認識させる方法
ここからは、L01に楽天モバイルのSIMカード認識させる方法を解説します。
※楽天回線ではなく、au回線として通信させることになります。
手順は以下の3ステップです。
- L01に楽天モバイルのSIMカードを挿す
- 楽天モバイル用のプロファイルを作成&適用
- 通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」に変更
L01に楽天モバイルのSIMカードを挿す
必ず電源ケーブルを外した状態で行いましょう
まずL01の裏面を確認します。
「SIM Card」と書かれている部分を外します。
外したらSIMカードがありますので、SIMカードを外します。
SIMカードを奥に押し込めば出てきます。

SIMカードのサイズは「micro SIM」です。
楽天モバイルのSIMカードをmicro SIMサイズになるように調整します。

L01に楽天モバイルのSIMカードを挿します。
「カチッ」と音がするまで奥まで差し込みます。


電源ケーブルをつなぐと、「Status」ランプが赤点灯しますので、緑点灯になるよう設定を変更していきましょう。
設定を行うためにL01とパソコンをLANケーブルで接続してください。

楽天モバイル用のプロファイルを作成&適用
ここから手順はパソコンを使った手順で解説します。スマートフォンからでも設定可能です。
ブラウザを開きアドレスバーに「192.168.100.1」と入力し「Enter」キーを押します。

もしL01につながらない場合
LANケーブルが確実につながっていることを確認してください。
それでもつながらない場合は以下を実行してみてください。
- 「スタート」ボタンを右クリック→「コマンドプロンプト」をクリック
- 「ipconfig /all」と入力し「Enter」キー
- 「デフォルトゲートウェイ」のアドレスをブラウザのアドレスバーに入力
ユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押します。
ユーザ名とパスワードは本体裏面に記載されています。
パスワードを変更している場合は、変更したパスワードを入力してください。

「接続ステータス」が「接続に失敗」になっているため、つながっていません。

「設定」→「WAN設定」→「プロファイル設定」→「新規」ボタンを押します。

以下のとおり入力し、「保存」ボタンを押します。
プロファイル名 | 任意の文字列(ここではRakutenMobile) |
APN(接続先情報) | rakuten.jp |
ユーザー名 | (空白) |
パスワード | (空白) |
接続タイプ | CHAP |
IPタイプ | IPv4 & IPv6 |

「続行」ボタンを押します。

先ほど作成したプロファイル(RakutenMobile)が設定されていることを確認します。
「設定」→「WAN設定」→「接続設定」をクリックします。
「プロファイルリスト」を「Internet」から「RakutenMobile」に変更します。
「適用」ボタンを押します。

「続行」ボタンを押します。

「RakutenMobile」が設定されていることを確認します。
通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」に変更
「設定」→「WAN設定」→「基本設定」を押します。
「通信モード設定」を「ハイスピード」から「ハイスピードプラスエリア」に変更します。
「適用」ボタンを押します。

「OK」ボタンを押します。
UQ WiMAXではハイスピードプラスエリアに変更すると約1000円/月の追加課金が発生する場合があります。
今回は楽天モバイルのSIMカードで通信するため追加課金は発生しません。

「続行」ボタンを押します。

「通信モード設定」が「ハイスピードプラスエリア」になっていることを確認します。
「接続」→「接続ステータス」に進むと、「接続ステータス」が「接続」になっていることを確認します。

またL01の「Status」ランプが緑点灯になっていることも確認します。

「Status」ランプが緑にならない場合は、プロファイルや通信モードの設定が間違っていないか再確認してください。
以上が「L01に楽天モバイルのSIMカード認識させる方法」です。
L01で楽天モバイルのSIMカードを使うことが適した人は?
L01で楽天モバイルのSIMカードを使うには以下の条件となります。
- au回線を使った接続になる
- 通信量が5GB/月を超えると、速度が1Mbpsに制限される
また、L01に楽天モバイルのSIMカードを認識させた状態で回線速度を計測しました。
時間帯は13:30頃です。

- ダウンロード:12.4Mbps
- アップロード:12.7Mbps
という結果になりました。
L01で楽天モバイルのSIMカードを使う条件と、回線速度を元に考えると、L01で楽天モバイルSIMを使うことが適した人は
- YouTubeは高画質へのこだわりがない
- 動画投稿はしない
- インターネットはビジネス利用ではない
- ネットゲームはしない
という使い方をしない人です。
大量な通信を必要としない人であれば十分使える速度です。

まとめ:L01で楽天モバイルのSIMカードは使えるが条件あり
この記事の内容をまとめると以下のとおりです。
L01で楽天モバイルは使えるのか?
- L01で楽天モバイルのSIMカードは認識可能
- ただし楽天回線は通信不可 → 理由はL01がBand3に非対応のため
- au回線であれば通信可能 → ただし通信量が5GB/月を超えると、速度が1Mbpsに制限される
L01で楽天モバイルのSIMカードを認識させる方法
- L01に楽天モバイルのSIMカードを挿す
- 楽天モバイル用のプロファイルを作成&適用
- 通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」に変更
L01で楽天モバイルのSIMカードを使うことが適した人
- YouTubeは高画質へのこだわりがない
- 動画投稿はしない
- インターネットはビジネス利用ではない
- ネットゲームはしない
インターネット回線は固定費のため、なるべく安く使いたいですよね。
楽天モバイルなら段階的な定額料金となっており、最大でも2980円/月(税抜)の通信料で済みます。
- インターネットの用途はSNSがメイン
- YouTubeは高画質でなくてもいい
というような方にとっては楽天モバイルはオススメの回線です。
インターネット回線で迷っている方は、ぜひ楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか?
インターネット回線料金を安く済ませたい人はオススメ!
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僕も楽天モバイルを家の固定回線として利用していますが、特に不満もなく、毎月お得にインターネットを利用しています!
ここまで見ていただき、ありがとうございました。