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- ブログを始めたいけど、ドメインが何かわからない
- ドメイン登録ってどういうこと?
この記事ではこんな疑問を解決します。
こんにちは、わいつー(@yyblog_asuyaru)です。
これからブログを始めようとしている方は、初めて聞く用語がたくさんあり戸惑っていませんか?特に「ドメイン」は難しいと思います。
ブログを運営する上で重要かつ少し難しい用語の1つ「ドメイン」。
この記事では、そんなブログ初心者の方に向けて以下の内容を解説します。
- ドメインとは
- ドメインの構成
- ドメインの種類
- ドメイン登録の仕組み
僕はIT企業に10年以上勤めており、国家資格「基本情報技術者」「ソフトウェア開発技術者」を取得しています。
この記事を読むとドメインのことがわかり、ブログの運営に役立ちます。
先に結論を伝えると以下のとおりです。
この記事の結論
- ドメインはサーバを識別するための名前
- ドメインにはgTLDとccTLDがある
- 「.com」ドメインを取得するのが無難
- ブログをするなら独自ドメインを利用する
- ドメイン登録はレンタルサーバのドメイン代行サービスを利用するとラク
ドメインとは、 インターネット上に公開されているサーバを識別するための名前
ドメインとは、インターネット上に公開されているサーバを識別するための名前です。
ブログにユーザがアクセスするときは、インターネットに公開されているサーバを識別するための名前にアクセスします。
例えばこのブログにアクセスするときはブラウザに「https://www.yyblog-asuyaru.com」という文字列(URLといいます)打ち込みますが、このURLは以下の意味があります。
このURLのうち「yyblog-asuyaru.com」の部分がドメインです。
「https://」の部分はWebページにアクセスするときのおまじないと思ってください。
「www」の部分はホスト名と言います。省略してもアクセス可能です。
またドメインはメールアドレスにも使われます。
@以降の「yyblog-asuyaru.com」の部分がドメインです。
@以前の「hogehoge」はユーザ名で任意の文字列が指定可能です。
ドメインの構成
ドメインは階層構造になっており、各階層はドットで区切られています。
ドメインの一番右が上位階層で左に進むにつれ階層が下がります。
一番右の階層を「トップレベルドメイン」といいます。
トップレベルドメインは「分野別トップレベルドメイン(gTLD)」と「国コードトップレベルドメイン(ccTLD)」の2種類があります。
分野別トップレベルドメイン(gTLD:generic Top Level Domain)
gTLDは世界中の誰もが登録可能なドメイン名です。
ブログを開設するときに取得するドメインはこの「gTLD」から取得することが多く、登録にあたり特に要件を設けないものと、登録に一定の要件が必要なものがあります。
gTLDの種類には主に以下のものがありますが、「com」「net」以外はあまり聞いたことがないと思います。
「com」「net」以外は「ちょっと怪しい・・・」とユーザから思われてアクセスされない可能性がありますので、無難に「com」ドメインを取得しましょう。
gTLD | 用途 | 登録対象 |
com | 商業組織用 | 世界中の誰もが登録可能 |
net | ネットワーク用 | 世界中の誰もが登録可能 |
org | 非営利団体用 | 世界中の誰もが登録可能 |
info | 制限なし | 世界中の誰もが登録可能 |
edu | 教育機関用 | 米国教育省公認の認定機関から認定された教育機関 |
gov | 米国政府機関用 | 米国政府機関および認定インディアン部族 |
mil | 米国軍事機関用 | 米国軍事機関 |
biz | ビジネス用 | ビジネス利用者 |
他にもたくさん種類があります。
詳細を知りたい方は「一般財団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター」を参照してください。
国コードトップレベルドメイン(ccTLD:country code Top Level Domain)
国ごとに割り当てられたトップレベルドメイン名のことで、カントリーコードに基づいて割り当てられています。
その国に住んでいないと取得できません。
日本のccTLDは「.jp」です。
JPドメインの種類は3つあります。
- 汎用ドメイン名
- 都道府県型JPドメイン名
- 属性型・地域型JPドメイン名
この3つの詳細までは初心者のうちは理解していなくても大丈夫です。
詳細を知りたい方は「日本レジストリサービス(JPRS:JaPan Registory Service)」を参照してください。
ドメインの種類
ドメインには「独自ドメイン」と「サブドメイン」の2種類があります。
- 独自ドメイン
- ユーザが自由に名前を決めれるドメイン
- サブドメイン
- 独自ドメインの中を細分化したドメイン (役割やサービスごとで分ける等)
個人ブログを始める際は、サブドメインを使わず独自ドメインで始めた方が良いです。
レンタルサーバ会社のサブドメインとしてブログを作成することもできますが、独自ドメインには以下のメリットがあります。
- レンタルサーバが無くなった時にブログのドメイン変更が不要
- レンタルサーバを移行するときにブログのドメイン変更が不要
- SEOで有利
例えばレンタルサーバ「ConoHa WING 」を契約すると「conohawing」というドメイン名を1つもらえます。
この「conohawing」ドメインの中に自由にサブドメインを作ることができます。
ドメイン登録の仕組み
ドメイン名は世界で唯一のものにしなければいけません。
「世界で唯一」ということを判断するために、ブログを開設するためには「ドメイン登録」が必要となります。
このドメイン登録とは、「ドメイン名」をTLDのレジストリ*と言われる管理組織に登録することです。
*ドメイン情報を持つデータベースを管理している機関
レジストリに登録することで、世界で唯一のドメインが取得できます。
ドメイン登録の方法は主に以下の2通りです。
- ドメイン登録サービス(お名前.com 等)を利用する
- レンタルサーバ(ConoHa WING )等のドメイン登録代行サービスを利用する
後者の方がラクなので、私は後者のドメイン登録代行サービスを利用しました。
またドメインの有効期間は1年間で、毎年更新が必要です。(自動更新してくれる場合もあります)
さらにドメイン取得時と更新時には、ドメイン維持費としてお金がかかります。
料金はTLDにより異なりますが、だいたい年間1000円前後です。
キャンペーン等で「登録料無料」になっている場合もありますので、ドメイン登録サービスやレンタルサーバの最新情報をチェックしてください。
ドメインの意味や仕組みのまとめ
ドメインは一見わかりにくいですが、理解してしまえばわかりやすいものです。
ドメインについてまとめると、以下のとおりです。
- ドメインはサーバを識別するための名前
- ドメインにはgTLDとccTLDがある
- 「.com」ドメインを取得するのが無難
- ブログをするなら独自ドメインを利用する
- ドメイン登録はレンタルサーバのドメイン代行サービスを利用するとラク
最初は難しいかもしれませんが、少しずつ理解しながらブログを運営していきましょう。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。